屋根(小屋)裏収納のリフォームでデッドスペースを有効活用し快適な空間を実現!
2025.02.05投稿

屋根(小屋)裏収納のリフォームでデッドスペースを有効活用し快適な空間を実現!
屋根裏はデッドスペースになりがちですが、リフォームを行うことで収納スペースとして有効活用することができます。
近年では、屋根裏収納を作ることで居住空間を広げたり、家全体の収納力をアップさせたりするケースが増えています。
本記事では、屋根裏収納のリフォームにかかる費用やポイント、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

屋根裏収納リフォームのメリット
収納スペースの拡大
屋根裏を収納スペースとして活用することで、押入れやクローゼットに入りきらない荷物を整理できます。季節物の衣類やアウトドア用品、思い出の品などを収納するのに最適です。
居住空間を広げる
リフォームによって、屋根裏をロフトのように活用することも可能です。子どもの遊び場やワークスペースとしても使えるため、ライフスタイルに合わせた柔軟な使い方ができます。
住宅の価値向上
屋根裏収納を作ることで、住宅の資産価値が向上する可能性があります。特に収納スペースが限られている住宅では、購入希望者にとって大きな魅力となります。
屋根裏収納リフォームの費用相場
屋根裏収納のリフォーム費用は、施工内容や広さによって異なります。以下に一般的な費用相場を紹介します。
基本的な収納スペースの設置
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費用相場: 約30万円~80万円
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内容: 床の補強、断熱材の設置、簡易はしごの取り付け
小屋裏収納(固定階段あり)
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費用相場: 約80万円~150万円
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内容: 床の補強、断熱材の施工、電気配線、固定階段の設置、換気設備の設置
屋根裏を居住空間にリフォーム
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費用相場: 約150万円~300万円
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内容: 断熱・防音施工、内装仕上げ、窓の設置、エアコンの設置
屋根裏収納リフォームの成功事例
事例1:シンプルな収納スペースの設置
東京都にお住まいのA様邸では、屋根裏のデッドスペースを活用し、簡易収納スペースを設置しました。床を補強し、可動式の棚を取り付けることで、使いやすい収納空間を実現しました。
費用: 約50万円
ポイント: 収納スペースを最大限に活かす可動棚の設置
事例2:小屋裏収納をワークスペースに活用
大阪府のB様邸では、屋根裏をワークスペースとして改装しました。固定階段を設置し、窓を増設することで採光を確保し、快適な作業空間を作り上げました。
費用: 約120万円
ポイント: 断熱材と換気設備を導入し、快適な環境を整備
屋根裏収納リフォームの失敗事例
事例1:断熱対策を怠り、夏場に暑すぎる
ある住宅では、収納スペースを増やすために屋根裏を改装しましたが、断熱対策を十分に行わなかったため、夏場には室内温度が40度を超える状態になってしまいました。その結果、収納していた衣類や家電が劣化し、追加で断熱施工を行うことになりました。
対策: 初めから断熱材をしっかり施工し、換気設備も導入する
事例2:固定階段を設置したがスペース不足
別の住宅では、小屋裏収納を作る際に固定階段を設置しましたが、その影響で1階のリビングのスペースが狭くなってしまいました。設計段階で階段の配置を十分に考慮しなかったため、後からレイアウトを変更することになり、追加工事費が発生しました。
対策: 設計段階で全体の間取りを考慮し、動線を確保する
屋根裏収納リフォームのポイント
1. 断熱対策をしっかり行う
屋根裏は熱がこもりやすいため、断熱材をしっかり施工することが重要です。特に夏場の暑さ対策として、換気設備の設置も検討しましょう。
2. 適切なはしごや階段を選ぶ
頻繁に使用する場合は、固定階段や折りたたみ階段を設置することで利便性が向上します。収納専用の場合は、はしごタイプを選ぶことでコストを抑えることが可能です。
3. 荷重制限を確認する
屋根裏は構造上、大きな荷重に耐えられない場合があります。収納する荷物の重量に応じて、床の補強工事が必要になることもあるため、事前に業者と相談しましょう。
4. 照明とコンセントの設置
暗くなりがちな屋根裏収納には、LED照明やコンセントを設置することで、使い勝手が向上します。特にワークスペースとして利用する場合は、電源設備の計画も重要です。
まとめ
屋根裏収納のリフォームは、家の収納力を向上させるだけでなく、住空間を広げる大きなメリットがあります。
しかし、断熱対策やスペース確保、動線の確保など、しっかりと計画を立てて行うことが成功のカギです。
リフォーム費用は施工内容によって異なりますが、30万円から300万円程度の範囲で考えておくとよいでしょう。
適切な業者を選び、事前に十分な計画を立てることで、快適な屋根裏収納を実現できます。リフォームを検討している方は、ぜひ今回のポイントを参考にしてください。
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